エシカルとは?

2020.04.16

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僕にとってエシカルとは「想像すること」です。

例えば、今口にしている食べ物は、どんな人が、どんな人たちと、どのような場所で、どんな風に、どんなものから作られているかを想像すること。同じ様に今自分が着ている服や、住んでいる家、街、音楽、絵、映像など、生活に関するものだけでなく、芸術品、アート作品なども含めて、あらゆる物に当てはまると考えています。そして、その「想像する」ということは、モノを作ったり、売る側の人が、それを食べる人、着る人、聴く人、見る人、つまり受け手について想像することも同じ様に大事なことだと考えます。

僕は2010年からギブミーベジタブル(https://www.givemevegetable.com/)という一風変わったイベントを全国各地で開催しています。このイベントは、お金の代わりに野菜が入場料となり(野菜に限らず米やお肉、魚などが入場料になることもあります)、その食材を使用してその場で料理人の方々が即興で料理をして振る舞います。イベント会場ではDJやライブなどの音楽を楽しむことも出来ます(内容は場所によってそれぞれ)。そして、最後に余った食材がアーティスト、料理人、スタッフの出演料になります。現在までに全国各地で70回以上開催し、2019年には初の海外開催となるギブミーベジタブル台湾も開催し、今後は海外での開催も進めていく予定です。またホームページにはギブミーベジタブルのやり方を公開して、誰でも自由に開催できる様にオープンソース化し、実際に僕が現地に行かずにイベント開催についての要点を教えて、あとは現地の人たちだけで開催するというケースも増えています。

このイベントは入場料が食材というイベントの性格上、農家や漁師、猟師など食に関わる方々が参加することも多く、自分で作った野菜や、自分で獲った魚、自分で仕留めて捌いた自然の食肉や鳥などを入場料として持ち込んでくれることも多々あります。つまり自分が作ったり、選んで買ったりした食材がその場で料理となり、目の前で沢山の人が口にする、という状況が毎回繰り広げられます。それは料理をする人にとっては、料理に使う食材を作った人が目の前にいることになり、食べる人にとっては食材を作った人も、料理を作った人も目の前にいるという、非常に透明性の高く、同時に安心感も強い状況にあります。

 僕自身がこのイベントを長年続けていく中で、こういう状況でモノを食べることがどんなに安心で心地の良いことなのか何度も体験しました。そして、同じように沢山の人たちがこの状況を喜んでいる姿を実際に見ることで、普段当たり前のようにパックされたお肉や野菜を買うことが多かった自分にとっては、色々と大事な事を気づかされる体験でした。いつでもどこでも同じようなモノを好きな時に買うことが出来るのは、とても便利ではあるけれど、その食材を誰がどの様に作っているかを知ること、また想像を巡らすことはなかなか難しい状況だと思います。この10年間でギブミーベジタブルを全国で開催していく中で、全国各地で知り合った、透明性を持って、様々な状況や人に想いを巡らせて商品や食べ物、作品を作っている人たちと沢山知り合って来ました。そういう信念や想いを持ってモノづくりをしている人たちをこの「open ethical」というサイトで少しづつ紹介していけたらと考えています。

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